チュラに留学しよう

チュラに留学しよう

2015年1月15日木曜日

3パターンの留学方法


チュラロンコン大学に留学したいとなると、3つのパターンがある。

1.タイ語での授業

普通のタイ人の大学生と一緒にタイ語で授業を学ぶパターン。かなりのタイ語力が求められる。

とはいえ、ある日本人の先輩はタイ語検定4級程度の習熟度のまま①で学び、授業に出ながらも必死に独学でタイ語を勉強。課題をこなし帰国する頃にはタイ語がペラペラになったという例もある。

この先輩は想像を絶する努力をされたのだと思うが、努力次第ではタイ語学習と並行しながら①に挑戦する事も不可能ではないだろう。

また、政治学部をはじめとする多くの学部は、後述する②のInternational Programが無い為、例えば政治学部を強く希望する方は①のタイ語のコースに必然的に入る事になる。

詳しくは⇒こちらの記事を参照

2.英語で受講するInternational Program

上でも少し触れたが、インターナショナルプログラムと言って、各学部に併設されている英語で行われているプログラムだ。

多くの留学生はこのプログラムに入る。学生は留学生だけではなく、タイ人の学生もいる。彼らは入学試験時からこのプログラムを希望し入ってきた学生達であり、多くが帰国子女や中高でインターナショナルスクールに通っていたという英語堪能な学生が多い。タイ人同士の会話ですら英語の場合もある。

注意点としては、学部によってはInternational Programが併設されていない学部もある。

詳しくは⇒こちらの記事を参照


3.タイ語を専門的に学ぶ Intensive Thai Course

文学部に設置されている外国人向けのタイ語集中講座。Intensive Thai Courseと言う。

クラスメートは外国人だ。

上記のパターンと比べ、提出書類の数や手続きの煩雑さなどを考えれば敷居が低い。

語学留学となるが、日本の大学から交換留学生としてここのプログラムに勉強しに来ている大学生もいた。また、大学生以外にも駐在員や社会人もいるので生徒の年齢層は幅広い。

週5日、毎日3時間授業が行われるので、語学留学とはいえかなりストイックなものになる。タイで一番厳しいタイ語のコースとしても有名だし、タイ語学習者の中での認知度も抜群に高い。

講師陣の質も高く、チュラロンコン大学をはじめ有名大学の文学部を卒業した人たちが揃っている。

普通の学生とは違い、制服は着用せず私服で投稿することになる。図書館やジムなど各種施設は一般学生と同様に使わせてもらえるし、大学の学生寮にも住める。

詳しくは⇒こちらの記事を参照


2つのコースを並行して学ぶ事も時間割次第では可能

以上が、チュラロンコン大学における3パターンの留学方法だ。

自分の大学のチュラロンコン大学との交換留学提携内容を確認し、どのパターンで留学が可能なのか。また、自分が何を優先させたいか(ex.絶対に政治学を学びたい、英語で経営学の授業を受けてみたい、タイ語を身に付けたいなど)考えながら選択するのが良いだろう。

私費留学であれば、それぞれのパターンを柔軟に組み合わせる事も可能だ。

例えば、International Progaramの授業を週3日午前中にとり、午後は毎日Intensive Thai Courseで勉強するという形だ。実際に僕はこの方式で2つのコースで並行して勉強していた。

また、交換留学であっても前期と後期の間にIntensive Thai Programで2か月間だけ勉強するという手もあるだろう。


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