チュラロンコン大学には各学部に図書館がある。更に大きな中央図書館(タイ語:ホーグラーン)が一つある。
各学部に付属する図書館
まず学部の図書館だが、基本的にはその学部の学生でないと入る事ができない。入口で学生証のICチップを読みとってもらう必要がある。交換留学生であればICチップ付きの学生証を貰えるが、私費留学だと学部によっては紙の学生証しかもらえないので受付で学生証を受付の人に見せ、名前や学生番号を書いて入場する。
ここでは一例として文学部の図書館を紹介する。文学部の図書館は文学部への留学だけでなく、Intensive Thai Course(インテンシブタイコースという文学部設置のタイ語講座)の学生でも利用可能だ。
文学部の図書館は、インテンシブタイコースが入るビルの2階にある。入口にはICチップ読み取り機械があるので、かざしてドアのロックを解除する。中はあまり広くない。自習席は20席くらいといったところだろうか。その他にタイ人の学生がよく寝そべっているソファーやパソコンが20台くらいある。
扉の左横にICチップを読み込む機械がある
雰囲気はかなり賑やかで、図書館っぽくない。学生は自由におしゃべりや、グループワーク、発表の練習をしているので、普通の図書館のような静けさはない。
集中して勉強できる中央図書館
中央図書館は文学部とは大通りを挟んだ隣の敷地にある。教育学部や大学のジムがある敷地だ。国際学生寮CU i Houseからは徒歩5分くらいで行ける。
この図書館はどの全学部の学生が入場可能であり、インテンシブタイコースの学生も使用できる。
ここも同様、ICチップ入りの学生証を読み取り機にかざすか、受付の人に紙の学生証を見せる。紙の学生証は一時的に預かられ、それと引き換えにICカードを渡される。
一階はカフェもあり、基本的にグループワークをする学生が多い賑やかな空間になっている。上の階になると静まりかえったフロアになり、自習に励む学生が多い。席は数百席あるのではないか。
開館時間は、平日は8時~21時まで、土曜日は9時~16時までとなっている。テスト期間中は0時まで開館していた。
キャンパス内を走るピンクの巡回バスで行く場合は「2番」のバスに乗る事。図書館の手前斜め前くらいがバス停になっている。
図書館の他にもチュラロンコン大学内にはカフェが幾つかあり、学生の自習場所ともなっている。
これは別の機会に紹介したいと思う。
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