チュラに留学しよう

チュラに留学しよう

2015年2月10日火曜日

バンコクのおすすめのアパート


留学中の住居として大学の寮を借りない場合は、自分で探す事になる。

チュラロンコン大学側も一応アパートを紹介してくれる。Nonsi Residenceというアパートだが、ここは電車の駅から遠い上、アパート周辺の治安も良くない。なのに家賃は高いということで留学生の間では大変不評で後から引っ越す人も多かった。

そのため、ここでは寮に入らない人向けに、大学外のおすすめのアパートを紹介する。


21 Living Place


場所はチュラロンコン大学の最寄駅BTSサイアム駅から3駅離れたVictory Monument(戦勝記念塔)駅だ。タイ人にはアニュサワリーといえば通じる。

この最寄駅のビクトリーモニュメント駅までは徒歩5分くらい。大学までは30分くらいで行ける。b九とリーモニュメント駅前にはデパートがある。ミスタードーナッツやケンタッキー、やよい軒、M<、8番ラーメンなどが入っている。

駅の下からは路線バスも出ており、駅が大学のキャンパス横にもあるので降りたら目の前が大学という程便利。バスに乗れば家から15分くらいで学校に着く。

アパートは新しい建物で、家賃は4か月以上住めば月12,000バーツ(約42,000円)になる。これに光熱費が加わる。

家賃は少々高いがその分の価値はある。例えば週3回掃除のおばさんが部屋を掃除してくれ、バスタオルの交換とベッドメイキングもしてくれる(断る事も可能)。


アパートの一階にはコインランドリーがあるので外に出ずに洗濯が出来る。コインランドリーにはペットボトル入りの水も売っているので、深夜喉が渇いた時も外に出る必要がない。

ロビーには衛生放送が映るテレビが置いてあり、週末サッカーのプレミアムリーグの試合が有る時はアパートの住人達で集まって応援していた。

また、1階には他に自習室もある。

セキュリティーは万全だ。夜は入口を警備員のおじさんが見張ってくれる。大扉も閉まるので、メインゲートからして鍵がないと入れない。更にアパートの建物が入るのにキーカードが必要。そしてrフロア毎にもカードキーのロックがかかっている。自分の部屋の鍵を合わせると、全部で4段階のセキュリティーがある。

コンビニまでは徒歩2分。路地の入口にセブンイレブンがある。

アパ―トの管理人は品の良い高学歴そうなタイ人のおばさんで、英語が流暢。タイのアパートではよくある管理人とのトラブルもここでは少ないと思う。



部屋には東芝のテレビ(チュラロンコン大学の寮にはついて無い)、三菱の冷蔵庫とエアコンがついている。窓には網戸がついているので、窓を開けっ放しにしてても虫が入って来る心配がない。(CU i Houseの窓には網戸もついていない)

元々ここは同じくチュラロンコン大学に留学していたシンガポール人の留学生に紹介してもらったアパートだった。

ビクトリーモニュメント駅周辺はレストランや屋台が多い事で有名なので、色々な食事を楽しめると思う。

ここは料金は少し高いが、ストレスフリーな生活を送り勉強に集中するには最適でとにかくおすすめだ。

興味がある人は空き状況の確認のためにまずはHPのemailアドレスから問い合わせてみると良いだろう。⇒21 LIving Place



空港からチュラロンコン大学へのアクセス


ここではスワンナプーム国際空港からチュラロンコン大学までのアクセスを説明する。

中心地まではタクシー電車(エアポートレールリンク)とBTSの乗り継ぎで行ける。

タクシーで向かう場合

スワンナプーム空港は2006年に完成した新しい国際空港だ。

料金は大学まで200~250バーツ(約700円~875円)くらいだろう。ただし、夕方のラッシュ時間帯は大渋滞が起こるのでもっとかかる。



所要時間はスムーズに行ければ30~40分で着くが、渋滞に巻き込まれれば1時間~2時間かかってしまうだろう。

乗り場は到着ロビーのタクシー案内所で指定してもらえる。これを通せば白タクに当たる可能性も低くなる。だが、手数料は50バーツかかる。

また、到着ロビーからではなく、出発ロビーからタクシーに乗る手もある。

出発ロビーの外には乗客を乗せて来たタクシーが続々とやってくる。前の乗客を降ろすタイミングで捕まえてしまうのもありだ。

タクシーに乗る際は乗り込む前に料金メーターを使ってくれるかどうか確認する。基本的にタクシーはメーターを使わなくてはいけない決まりがあるが、中には悪質なドライバーもおり口頭での交渉に持ち込もうとする人もいる

こうしたドライバーは避けた方が良い。やむを得ない場合は、僕だったら300バーツを上限に交渉する。

行き先を告げる時は「Chulalongkorn University」で通じると思うが、タイ語だとタイ語風の発音で「ジュラロンゴーン マハウィダヤーライ」と言う。或いは「จุฬาลงกรณ์มหาวิทยาลัย」(チュラロンコン大学)を見せれば確実に分かってくれる。


電車と徒歩で行く場合

空港の地下には電車(エアポートレールリンク)の駅がある。ここから乗って終点のパヤタイ(Phaya Thai)駅まで行こう。

パヤタイ駅までは30分くらい。電車は20分に一本くらいの間隔で来る。料金は45バーツ(約160円)

空港から出るエアポートレールリンクの路線図

終点のパヤタイ駅に着いたらBTS(高架鉄道)に乗り換える。乗換の通路はエスカレーターが無く、荷物を持ち上げて階段を降りなければいけないのが難点だ。

BTSの切符販売機でサイアム駅までの料金を確認し切符を買う。販売機は小銭しか受けつけてくれない。お札しかない場合は駅の窓口で両替しよう。

Bearing方面(To Bearing)と書いてある方の電車に乗る。電車は5分~10分間隔で来る。5分程乗り、2駅後がサイアムだ。

終点のパヤタイ駅に着いたらBTSに乗り換えてサイアム駅に向かう


楽さ重視の場合はタクシー、安さと確実性重視の場合は電車

結論として、楽さを考えればタクシー>電車と徒歩。夕方のラッシュ時に被る場合は渋滞に巻き込まれる恐れがあるので、タクシー<電車と徒歩。また費用の安さで言えばタクシー<電車と徒歩。タクシーより300円くらい安い。

サイアム駅到着後は、別記事:【チュラロンコン大学のアクセス】を参考にキャンパスに向かって欲しい。

2015年2月4日水曜日

チュラキャンパス内の図書館

留学をしたら一度は利用する事になるであろう図書館について紹介する。

チュラロンコン大学には各学部に図書館がある。更に大きな中央図書館(タイ語:ホーグラーン)が一つある。



各学部に付属する図書館



まず学部の図書館だが、基本的にはその学部の学生でないと入る事ができない。入口で学生証のICチップを読みとってもらう必要がある。交換留学生であればICチップ付きの学生証を貰えるが、私費留学だと学部によっては紙の学生証しかもらえないので受付で学生証を受付の人に見せ、名前や学生番号を書いて入場する。

ここでは一例として文学部の図書館を紹介する。文学部の図書館は文学部への留学だけでなく、Intensive Thai Course(インテンシブタイコースという文学部設置のタイ語講座)の学生でも利用可能だ。

文学部の図書館は、インテンシブタイコースが入るビルの2階にある。入口にはICチップ読み取り機械があるので、かざしてドアのロックを解除する。中はあまり広くない。自習席は20席くらいといったところだろうか。その他にタイ人の学生がよく寝そべっているソファーやパソコンが20台くらいある。
扉の左横にICチップを読み込む機械がある





雰囲気はかなり賑やかで、図書館っぽくない。学生は自由におしゃべりや、グループワーク、発表の練習をしているので、普通の図書館のような静けさはない。


集中して勉強できる中央図書館



中央図書館は文学部とは大通りを挟んだ隣の敷地にある。教育学部や大学のジムがある敷地だ。国際学生寮CU i Houseからは徒歩5分くらいで行ける。

この図書館はどの全学部の学生が入場可能であり、インテンシブタイコースの学生も使用できる。

ここも同様、ICチップ入りの学生証を読み取り機にかざすか、受付の人に紙の学生証を見せる。紙の学生証は一時的に預かられ、それと引き換えにICカードを渡される。

一階はカフェもあり、基本的にグループワークをする学生が多い賑やかな空間になっている。上の階になると静まりかえったフロアになり、自習に励む学生が多い。席は数百席あるのではないか。

開館時間は、平日は8時~21時まで、土曜日は9時~16時までとなっている。テスト期間中は0時まで開館していた。

キャンパス内を走るピンクの巡回バスで行く場合は「2番」のバスに乗る事。図書館の手前斜め前くらいがバス停になっている。

図書館の他にもチュラロンコン大学内にはカフェが幾つかあり、学生の自習場所ともなっている。



これは別の機会に紹介したいと思う。

2015年2月3日火曜日

タイ留学のメリット

タイ留学には沢山のメリットがある。

一点目。まず挙げられるのは費用の安さだ。物価が安いので食費が日本の半分以下で済む。タイの物価は、例えば500mlの水が7バーツ(約25円)で買える。大学の食堂は安く、一皿30バーツ(約105円)だ。勿論日本食を食べたり、それなりに良い店に行けば日本と変わらない値段になってしまうが、普通に生活していれば飲食費は1日で200~300バーツ(700円~約1,050円)

家賃に関しても、留学生が住む一般的なアパートであれば月7000バーツ~11,000バーツ(約25,000円~39,000円)くらいだろう。チュラロンコン大学の国際学生寮CU i Houseであれば月10,000バーツ(約35,000円)だ。

これに交通費や交際費を多めに見積もっても、全体で月25,000バーツ(約88,000円)あればかなり余裕を持った暮らしが出来る。

飛行機の値段も安い。LCCを使えば今なら片道3万円くらいで行ける。その上、所要時間は5時間半~6時間くらいなので、留学中に万が一日本に一時帰国事しなくては行けばない場合も比較的簡単に帰れる。

二点目。バンコクの大学に留学する場合、「新興国らしい刺激のある生活」「日本に近い優雅な生活」の両方を送る事が出来る点だ。

「新興国らしい生活」とは、屋台での食事。渋滞や道行く人でごちゃごちゃした喧噪の世界。日常的に遭遇する日本では有り得ない様々なトラブル。デパートやマンションの建設ラッシュ。更に電車を初めとするインフラが次々に建設される新興国特有の著しい経済成長。学生達のハングリー精神などを肌で感じられる生活かと思う。

個人的には、日本では出来ないこうした経験は大きな財産になると思う。先進国への留学では味わえない世界だろう。

一方で、「そんなカオスな環境で長く暮らすのは苦痛」という人もいるだろう。確かに僕も毎日安い料理を食べて人混みに揉まれてリラックスできない生活が続くのは辛い。たまには日本みたいな生活もしたくなる。

でも、それが実現出来るのがバンコクだと思う。バンコクには日本に見劣りしない清潔感のある高級デパートが建ってるし、現地の富裕層向けのおしゃれで日本人好みのカフェやレストランも次々にできている。

街中にはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンが出店しており、一通りの商品がそろっている。おでんやおにぎりも買える。食品では明治のヨーグルトや牛乳、カルビーのポテトチップスもあるし、ポカリスエット、午後の紅茶も売っている。

日本食料理店も1,200店あるという。日本食が恋しくなれば、学校の近くの大戸屋に行けば日本の味が日本と変わらない値段で食べれる。本格的な居酒屋も数多くあるし、沖縄料理屋さえある。スターバックスで勉強も出来る。紀伊国屋で「少年ジャンプ」や日本の書籍も買えるし、日本スーパーに行けば日本の食材も買える。日本人美容師が経営する美容院も選べるくらいある。さすが、10万人の日本人が住む世界で3番目に日本人が多い町だけある。

3点目。タイという国の将来性だ。タイはASEAN(東南アジア諸国連合)の盟主として今後益々成長が見込まれる国だ。既に日本企業がこぞって進出を果たしており、日本車のシェアは9割に上る。日本にとって大切な市場でもあり、生産拠点である。

ASEANの経済統合は2015年に開始。地理的にASEANの中心に位置するタイは、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミヤンマー間の物流の中継地ともなる。こうした国々を結ぶ経済回廊の整備も着々と進んでいる。

これから益々重要になるタイに留学し、現地の文化・価値観に触れ「タイ人材」になる事は、武器となり、大きな付加価値になるはずだ。


国際学生寮③ 寮の申し込み方

国際学生寮(通称CU i House)に申し込む際は少し手間がかかる。留学の手続きに加え、基本的には自分で寮の人にコンタクトをとって手配しないといけない。

コンタクトの方法は寮のウェブサイトにあるメールアドレスと電話番号の二通りある。僕は最初メールを送ったが一週間くらい返事がなかったので電話を入れた。音声ガイダンスで英語かタイ語が選べるので英語を選ぶと、英語が話せる人が対応してくれる。

CU i Houseの連絡先はここから確認できる⇒Cu I Houseのwebsite

Cu i Houseに入居したい旨を説明し、チェックイン日を言う。すると、そのタイミングで入居可能な部屋を教えてくれる。一人部屋が空いていれば良いが、二人部屋しかない場合はその旨を言われる。

電話でチェックインの予約を入れてから、後から確認のためにもメールを送ると良いだろう。電話で予約した後はメールがスムーズに返ってくるようになった。

僕の場合到着が31日だったので、キリの良い翌月1日から入居してくれと言われた。31日の夜はCU i Houseの一日単位で借りれる部屋に泊まる事を薦められた。一日900バーツ(約3150円)だったが、僕は結局到着日は友達の部屋に泊まる事にして翌日1日の昼にチェックインした。

チェックインはオフィスで出来る。この時最初に1ヶ月分の家賃+家賃2か月分のデポジットを払う。僕の場合、二人部屋に一人で入居したので、一か月の家賃が11,000バーツ+デポジットは22,000バーツ。合計33,000バーツを払った。

CU i Houseのオフィス

契約書にサインして、部屋とポストの鍵、そして正面玄関のカードキーを渡される。部屋に案内され、最初に破損箇所がないかどうかのチェックシートを渡される。問題なければ全てにチェックを入れてオフィスに持って行く。これで一通り終了。

月末にはポストに翌月の家賃と、その月の光熱費の請求書が入れられる。翌月の10日までにオフィスに払いに行けばOK。延滞すると毎日500バーツくらい延滞料が課されてしまう。

寮のスタッフは英語が話せる人と話せない人がいるので注意が必要。オフィスの職員半分くらいと、正面玄関の受付の人は英語が話せたが、セキュリティーのガードマンは英語が話せない。

退寮する場合は、一か月前くらいに申し出ればOK。最後の月は、一か月の家賃を日割り換算してくれる。退寮当日にはその月の光熱費を支払い、入寮チェックイン時に支払った家賃2か月分のデポジットを返してもらう。チェックアウトが夜になる場合はオフィスがやってないので、正面玄関の受付の人が手続きの対応をしてくれる。

チェックアウトの日にちをしっかりと早めに伝えておかないと、デポジットの返金が送れる恐れがある。僕の場合(それでも1ヶ月前には日にちを伝えてあったのだが)返金するお金が用意できないから、後日送金するか、友人に取りに来てもらっても良いかと、退寮日前日に聞かれ少々面倒だった。

本当に送金してもらえるか不安だったので、結局チュラロンコン大学の友人にお願いし、オフィスに行って代わりに受け取って貰う事にした。